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【イギリス発】象徴的な木「シカモア・ギャップの木」を伐採した2人の男を起訴

昨年9月、イギリスで最も有名な木と言われる「シカモア・ギャップの木」が何者かによって切り倒されるという事件が起きた。

この木はノーサンバーランド州のハドリアヌスの長城沿いに位置する樹齢数百年のセイヨウカジカエデで、丘の間のくぼみに1本だけ立つ姿からこの名前で呼ばれるようになった。

1本だけ立つ印象的な姿から映画「ロビン・フッド」の撮影に使われるなど、イギリス国内の名所としても知られていたのである。それだけに、この木が何者かによって切り倒されたと報道された時はイギリス国内のみならず世界中に衝撃が走った。

ところが4月30日火曜日、英国検察庁が驚くべき発表を行った。昨年10月、当局はダニエル・グラハムとアダム・カラザースの二人を逮捕。




その後シカモア渓谷と隣接するハドリアヌスの長城の伐採に関する損害賠償で起訴され、 5月末に出廷する予定だと明かしたのである。

最終的に伝説の木を伐採した罪で有罪となった場合、両被告は相当な罰を受けることになる。しかし現状、まだ二人がなぜ「シカモア・ギャップの木」を伐採したのか明らかにされていない。

今回の出廷で理由が明らかになるのか、多くの人が注目している。

(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: Following Hadrian on VisualHunt