未だに原因不明とされる事件のひとつ、ディアドロフ峠遭難事故。1959年にロシアのウラル山脈なディアドロフ峠で若い学生らが命を落とした遭難事故で、ロシア国内には9人の被害者を悼んだ記念碑が立てられている。
ところがその記念碑が何者かによって破壊され、かなりの被害を受けるという事件が起きた。
地元メディアの報道によれば、この破壊行為は4月29日にエカテリンブルク市のミハイロフスコエ墓地で起こったという。
この墓地には9人の男女の名前と写真が刻まれた記念碑があるのだが、何者かが大きな記念碑の裏側に鉤十字を含む「奇妙な碑文とわいせつな絵」を落書き。
さらに被害者の一人であるセミョーン・ゾロタリョフの写真を墓から剥がし、その写真を汚し、記念碑の頂上から小さな金属シールを盗んでいったという。
何とも罰当たりな話であるが、エカテリンブルクの当局は、犯人を裁くためにこの不名誉な事件の捜査を行うと宣言している。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ウィキペディアより引用