以前、アトラスで太陽の近くを飛ぶ謎の飛行物体「ソーラー・クルーザー」を紹介した。
非常に大きな天体である太陽の近くに存在しており、大抵の場合は白い発光体で、場合によっては大きな翼を広げたようなシルエットを見せるもので、通称ソーラー・クルーザーと呼ばれている。
このソーラー・クルーザーの正体については、その大半が太陽風などで送信データに生じてしまったノイズではないかとみられている。同一の物体が確認されることはないし、形状もデジタルデータのブロックノイズに似ている物がほとんどだからだ。
前回はまるで本物の宇宙船のような、どこかロボット状にも見える奇妙なソーラー・クルーザーについて紹介した。もしかすると、これと同じ物かもしれないと見られるソーラー・クルーザーの姿が新たな画像に捉えられたのである。
こちらの画像は5月28日に太陽観測衛星のSOHOから送られてきたデータに映っていたもの。全体的に楕円形のシルエットをしており、両端から長いアームのような物が延びている。そして、下部に小さな足らしき物も見える。
これを見た海外のUFO研究家からは、かの有名なゲームに出てくる敵キャラ「インベーダー」そっくりではないかという声が上がっているのだ。
形状が似ているのは偶然だろうが、前述の通りソーラー・クルーザーは大半がデータ送受信で生じたノイズではないかと見られている。
しかし、このような形状が見られることはきわめて珍しく、前回のケースも含めて海外のUFO研究家は熱い視線を送っているという。
文:飯山俊樹(アトラス編集・ミステリー担当)
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※写真はYOUTUBEからのキャプチャ