4月19日の『ノンストップ!』(フジテレビ 毎週月曜日から金曜日 9:50)は、人気ヒップホップ・ユニット『Creepy Nuts』のインタビューを放送。
彼らは、先日行われたアジアを代表するトップアーティストが出演したイベントでも『BBBB』を披露し大盛り上がりとなった。なお、「BBBB」とは「Bling-Bang-Bang-Born」という彼らのシングル曲である。
耳に残るキャッチ―なサビと簡単でマネしやすいダンスで大バスり!SNSには、年齢を問わずダンス動画が多数投稿されていて、もはや社会現象と言われている。
『社会現象ともいえるヒットについてどう思っている?』と彼らに聞くと、
DJ松永「まぁ、びっくり!(世界でのヒットを)想像していないので曲がどう受け止められるか分からんなって思いましたね」
想像を超えた大ヒット。さらにいい意味で想定外だったのは・・・
DJ松永「まさか踊るとは思っていなかった」
R-指定も「そうそう、それがすごい想定外で、あ、踊んねやこの曲って思いました。もちろん体が動いてくれるように気持ちいいリズムって言うのは、どの曲でも意識するんですけど、そんな分かりやすく そこ踊る場所になんねやみたいなの」と語った。
では、Bling-Bang-Bang-Bornと言うフレーズがどのように生み出されたのか?
R-指定「ある程度(曲の)形が出来上がって最後のレコーディングの直前に“Bling-Bang-Bang-Born”って言っている場所、あそこも違う言葉をはめていたんですけど、これは文章と言うかいわゆる言語的なものよりは、なんかこう、自分的に造語で良いから気持ちいい音がいいなって言うので、直前で“Bling-Bang-Bang-Born”って言うフレーズが出てきた。(この歌詞)どうかな?って言う感じで松永さんに、こういう意味でこういう意味合いがあって『これやねんけど』って説明したら、一発で(松永が)『見えたな!』ってなってガッ!と進んで行った」と激白。
これはレコーディング直前に降りてきたフレーズで、一気に完成に向かったそうだ。
普段の楽曲製作の二人ならではのやり方は・・・
DJ松永「お互いに『待ち』みたいな感じで作っている事が多いので、なるべく自由度の高い状態でワンプールをずっと数分に長いものに引き延ばして、R(-指定)に送って、Rが(歌詞を)好きに乗っけた物が返ってきてまた俺がそれをアレンジして、またそれをRが聴いてブラッシュアップしている。ラリーが多いですね」と明かす。
DJ松永が作成したトラックにR-指定が歌詞をつける。これを卓球のラリーの様に交互に行う事で楽曲を作り上げるそうだ。
耳に残るフレーズが連射の様に飛び出すR-指定。しかし毎回そう簡単には(フレーズは)降りて来ないそうで、
R-指定「今回だったらBling-Bang-Bang-Bornみたいな象徴的なフレーズだったり曲の顔となるワードが出てくるまでが一番長い道のりですね。俺は一番毎回くじけそうになる感じですね」と吐露。
毎回苦しみながらも妥協を一切しない二人のこだわりから生み出される強いフレーズ。今後もCreepy Nutsに注目だ。
(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)