万葉と申します。
ところで、コメントに書いていましたが、犬鳴ダムの麓に住んでいた、娘の高校時代の部活友達Aちゃんから聞いたお話しについて書かせてさせていただきます。
犬鳴トンネルの怖い話は地元でも有名なので、Aちゃんとその話をする機会がありました。
私の記憶では、まず、トンネルの入り口付近にある公衆電話に白い服を着た女性を見た人が知り合いに何人かいる。なので、Aちゃんはそこを通る時は怖くて見ないようにしている。
トンネル内で事故を起こしたりした人が電話を使用するが繋がらず、女性の声がする。確か「死ね」だったと思います。
又、トンネルの手前にダムがあるのですが、自殺者が多くて、頻繁に警察が出動している。ダムに人がしょっ中飛び込むので、自殺防止の為に橋の下に金属製の網が設置されたそうです。
それでも飛び込む人は止まなかったそうで亡くなった方を知っている場合もいくつかあったそうです。
Aちゃんの幽霊体験談
高校からAちゃんの自宅までは車で20〜30分程掛かる場所で、Aちゃんはバスで通学していました。私も時折Aちゃんを車で送っていく事があり、昔からある温泉街にご自宅があるのですが、夜になると人気もなくオレンジの街灯に石畳と趣のある静かな所でした。
Aちゃんが部活を終え、夜に自宅近くでバスを降りた後の事です。いつも温泉宿の駐車場内を抜けて、家の横から歩いて帰っていたそうですが、その駐車場から自宅方面を見ると自宅脇の階段に白い服を着た長い黒髪の女性が立っていたそうです。
身体はこちらを向き顔は逆側を向いていたらしく、その服装と出で立ちから明らかに幽霊だと感じ、恐怖のあまり走って遠回りをして家に近付いた瞬間から天候が大荒れになり突風が吹き、大急ぎで玄関から家に入ると、玄関が「バシャン！」と大きな音を立てて閉まったそうです。
しかし、家に入った後家族にその話をしたそうですが、その天候が大荒れになった事も知らなかったそうです。
怖くて夜はそこを通れなくなったと話していました。
以上、幽霊が多くてという話を当時色々と聞いていましたが覚えているものだけ送らせて頂きます。
この話に出てくる二つの白い服を着た女性とは一体なんなのでしょうか…幽霊話にはつきものですよね。
（アトラスラジオ・リスナー投稿 万葉さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
画像 w.aoki / photoAC
