とんでも事件

極悪【犯罪都市伝説】ご飯食べ放題定食店にはびこる「おかず泥棒」の恐怖

おこずかいの少ない食べ盛り学生や貧乏サラリーマンの強い味方といえば、「ご飯おかわり自由」をかかげている定食屋である。

多くは1000円以内でご飯と漬物食べ放題サービスの店が多く、少ないおかずでもペースを考えれば、ご飯を永久に食べることができ、1食とは言わず2食、3食分の食事を賄うことができる。

しかし、そんなご飯食べ放題の定食屋には「おかず泥棒」という恐怖の魔物がいるのをご存知だろうか。その名のとおり「食事をしている客が席を立った際にこそっとおかずを盗む」泥棒のことである。




現在、不景気の影響か「おかず泥棒」は全国で問題になっており、店員に注文するタイプではなく、自分でよそうタイプの定食屋での被害が多くあり、全国で対策が練られようとしている。

「おかず泥棒」の手口は以下の通りである。

①入店する際、できるだけご飯コーナーから遠い場所へ席を取る。
②その際、近くに座る女性や大食いと思われる人物にターゲットを限定する。
③ご飯をよそいに行く際、相手が視界から消えたら一気におかずを盗む。

というものだ。

特にターゲットにされやすいのは、一人で来店している若い女性や高齢者などで、女性は定食屋でトラブルを起こしたくないという深層心理に付け込まれて、高齢者などは動きがスローモーなので盗んでもバレないというのが理由だ。またおかず泥棒の多くは皿ごと盗むケースはなく、とんかつひと切れ、唐揚げ1個という少数を狙ってくる。

発生する時間は朝や昼など混雑時に多く急いでいる時間帯では被害があっても訴えてくることはないためおかず泥棒にとっては絶好な機会なのである。
対策方法はまず、席を立つ前におかずの数をきちんと数える。割り箸をあえておかずの上に配置しガードするのも対策法として効果が高い。

また、最近編み出された方法としてはスマホなどで席に立つ前のおかずの写真をとっておくというのはおかず泥棒に対しての牽制効果もあり非常に効果的。

最善の方法はこれは近くの人や店員に見張ってもらうようお願いすることだが、やはりハードルは高いためやはりスマホでの証拠写真撮影が一番の防止策といえる。

もちろん「おかず泥棒」は、どんなに数が少なくても窃盗罪にあたるれっきとした犯罪である。くれぐれも「おかず泥棒」には注意されたい。

※写真=いらすとや

(北島あいら ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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