業界のウワサ

気前の良さが規格外!!「松方弘樹」の豪快エピソード

松方弘樹は、時代劇や任侠映画・ドラマに数多く出演し、主役から悪役まで幅広い演技で人気を博した俳優である。『遠山の金さん』では10年に渡って主演を務め、かたや『天才・たけしの元気が出るテレビ』などバラエティ番組にも出演するなど、幅広い活躍を展開していた。

彼を象徴する言葉は、まさに「豪快」の一語に尽きるだろう。

『元気が出るテレビ』でのデギュラー出演をきっかけに交友関係があったビートたけしによれば、ある時、京都で超一流のステーキ屋へ呼ばれた際、その時の5人の勘定が2000万円にもなっており、しかも松方弘樹が現金で支払ったというのである。

この時はロマネ・コンティなど1本数百万円相当の酒を、10本近く飲んでいたということから、このようなとんでもない金額になったという。松方は酒豪であったことでも知られているが、還暦になって控えるようになるまでは、年間2億円を飲みに使っていたとまで言われている。

また、ダウンタウンが東京進出してまだ間もない頃のこと、番組終わりの打ち上げをしていた際に松方が声をかけてきたという。

「がんばってるね。今日はスタッフとどんどんやりなよ」と浜田雅功らに声をかけた彼は、現金100万円を置いて去って行ったという。この時、松本人志は不在であったようだが、後日浜田からこの話を聞いて仰天したそうだ。




「とにかく金払いがいい」とビートたけしも話す彼のこうしたエピソードは、他にもまだある。

松方弘樹といえば「釣り」。年間スケジュールの3分の1は釣りであったとまで言われていたほど彼は釣り好きであった。それは趣味というレベルをはるかに超えており、山口県萩市で開催されている『萩クロマグロトーナメント』では、2年連続で300kgの巨大まぐろを釣り上げ、2009年の第12回では325kgという当時の大会史上最大を記録。

巨大マグロを釣り上げるというだけでも凄まじいが、さらに驚くべきは自身の釣ったマグロが競りにかけられ、そこで手にした売り上げを一晩で使い果たしてしまったということである。彼の釣り上げた魚はプレミア価格がつき、通常の2倍から4倍もの値が付けられたという。彼はそれを漁師たちにプレゼントする一方、自分の取り分は仲間や港の人達を呼んで祝杯をあげていたそうだ。

彼のこうした規格外の気前の良さは、明るい昭和の芸能界の典型とも言える生き様を表していたのかもしれない。

【参考記事・文献】
松本人志、松方弘樹さんの豪快エピソード語る – 初対面で現金100万円
https://news.mynavi.jp/article/20170129-a061/
スゴすぎる!松方弘樹さんの豪快伝説
https://matome.eternalcollegest.com/post-2148515338745024401
たけしが語る松方弘樹伝説 ステーキ屋の勘定5人で2000万円
https://www.news-postseven.com/archives/20170201_488566.html?DETAIL
第12回 萩クロマグロトーナメントに参戦
http://www.teamislands.jp/k09_11_23-mg-2.html

(ZENMAI 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 ウィキペディアより引用