今から話す体験談は、私が16才目前にあった体験談です。かれこれ30年近く前の話・・・
あるデパートに出張鑑定のように、占い師が期間限定でいました。両親の事で悩んでいた私は、『占いで何か分かるのでは?』と思い、見てもらう事に。
姓名判断と手相を見るとあったので、私の名前と生年月日を書きました。名前の横に左右に数字を書いて、線を引き始めました。私の名前の上に3つ線が引かれ、バツが書かれた状態です。
先生は何か言いにくそうにしながら説明をされたのですが、名前にバツが付いているのは因縁で縛られている証拠なんだとか。ちょっと身体が弱く、短命だったり病気がちになる。生きているのが不思議な運勢らしいです。
でもその反面、ご先祖様の守りが強いんだとか。
私は両親の仲が悪いので、離婚させたいと話したら私自身がこれだけ因縁が絡み付いているから無理。出来たとしても、私も母も生きてない、それだけ難しい、と言われました。
そしてお母さんも良かったら詳しく見るよ、と言われ、私は結果が結果だけに言って良いのか悩みましたが、母に話すと「私も見てもらいたい」と言い、後日行きました。
私が見てもらった時は男性だけでしたが、母の時は女性も居て二人でした。母が私の事を話し見てもらいましたが、やはり離婚は無理だと言われたのです。
ですが母は頑として「離婚する」と先生に言い、娘さんも生きられない状況になるからと二人で言い合いになり、先生が「離婚出来たら、占い師を辞める。それだけの自信がある」と言われたのです。
そして、また私に来るように伝えて欲しいと先生から言付けを受け、なんの用なのか疑問で行くと、なんと私の誕生日プレゼントを用意して下さったのです。
これがきっかけで、母と私は先生達との付き合いが始まりました。
後から知った事ですが、初めて私が見てもらった後に女性の先生が帰って来て、男性の先生があまりにも私が不憫だと泣いていたんだそうです。
私ひとりで両親の因縁を背負っていたから、弟も見てもらったのですが、彼の因縁は軽かったのです。
あまり深く考えていませんでしたが、私の生い立ちを聞いていて辛かったらしく、せめてもの想いでプレゼントを用意されました。女性の先生が嫉妬するくらいに、私の事を実の娘のように可愛がってくれたのです。
そこから様々な事があり、先生達との付き合いは無くなりました。
そして母が手術して入院中、出会う訳もない場所であの男性の先生に偶然会いましたが、お互いに会釈しただけですれ違いました。
突然の事だったので後になって、私達の状況を話せば良かった‥‥‥‥‥先生はどうしてるのか聞けば良かった‥‥‥‥‥。と後悔しました。
そして日常に追われて、先生に言われていた因縁について忘れていたのです。なのである方から負のエネルギーが凄いと言われ、この出来事を思い出し納得したのでした。
ですがまたしてもこの出来事を忘れていたのですが、再度ハッキリと知る出来事がありました。《続く》
(アトラスラジオ・リスナー投稿 匿名さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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