スピリチュアル

「折り紙で作った鬼が笑った話」「祖父に助けられた話」

折り紙で作った鬼が笑った話

1973か4年、3か4歳のころ、お正月だったと記憶(かくし芸大会をテレビで放送していたので・・・)。

実家の2階和室でひとりで昼寝をして、ふと目が覚めると日が落ちて部屋が真っ暗になっていた。

覚めたと同時に部屋の柱にかけてある、折り紙で作った鬼の面から「ウワッハッハ~」と笑い声が聞こえて、恐怖で慌てて階段を駆け下り、皆のいる1階の居間に走っていったことがある。

その鬼の面は当時一緒に住んでいた父の妹である叔母の幸ちゃんが仕事場から持ち帰ったか、織り方を覚えて自宅で僕に作ってくれたもので、特段古いものではなかった。




祖父に助けられた話

1976年、6歳の小学1年になった年の梅雨入りしたかしないかの6月位の頃。

雨上がりの晴れ間午後明るい時間に、家から子供の足で徒歩5分ほどの幼馴染みの家に遊びに行くために幅1メートル程の深くて大きな農業用水が流れる草が茂った田んぼのあぜ道を、入学祝いでもらった黒と黄色の縞々模様の傘を持って歩いていたら濡れた草に足を取られて滑ってしまい、体が真横に倒れて農業用水に突っ込むような状態になりました。

40年以上も前の田舎では安全を考慮することはなく、用水路に蓋などありませんでした。

それは一瞬の出来事で目の前にごうごうと強く流れる水面が見え、子供ながらに流される!と恐怖でしたが、その一瞬に『おじいちゃん助けて!』と念じ祖父の姿を思い出しました。

祖父はこの出来事の3年くらい前に亡くなっており、実際に私が思い出したのは仏間の鴨居に掛かった祖父の遺影でした。

すると、不思議なことに水面に沈む寸前、相撲で例えれば死に体になってあとは水中に落ちるだけの状態にもかかわらず体がふわっと起き上がり、気づくとあぜ道の草の上に私は立っていました。

私は助かったことよりも入学のお祝いで買ってもらった傘を手放して用水路に流してしまったことに罪悪感を持ち、急いで家に戻り泣きながら祖母に打ち明けました。

祖母は傘を失くしたことよりも私が無事だったことを喜びましたが、私が「傘が、傘が!」と何度も言うので、二人で川下を見に行きましたが傘は見つかりませんでした。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 かもめ食堂さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 いるまむ / photoAC