
2019年5月1日、日本生まれの人気テレビゲー厶「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の実写映画版の予告編が世界で公開され、好評からは程遠い、すこし変わった話題を呼んでいるという。
本作はテレビゲームの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を版元のセガおよびアメリカの映画会社であるパラマウント・ピクチャーズが共同で製作した実写映画で、「青い毛のハリネズミ」のキャラクターであるソニックを最新鋭のCGで再現。出演者はジム・キャリー、ジェームズ・マースデンなど。
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『ソニック・ザ・ムービー』特報
この映画は今年、日本でも公開される『名探偵ピカチュウ』に続くゲーム作品の実写版として以前のより注目を集めていた。ところが、この予告編が公開されるやいなや、肝心のソニックの容姿に関して世界中のソニックファンの間で非難轟々となっていたのだ。
ソニックといえば、青い体に大きな頭、繋がった両目、白い手袋にブーツを履いた漫画チックなキャラクターとして知られている。だが、今回初公開された予告編内の実写版ソニックの姿というと、元来のソニックの愛らしさ、可愛らしさが全く皆無のデザインであり、踏襲されたのは単に青い体に大きな頭くらいという、実に大胆なアレンジが加えられてしまっている。
その姿はまさに、青い毛のハリネズミ型類人猿のようであることから、早くもネットでは「まったく可愛くない!」「こんなのソニックじゃない!」と世界各国で大ブーイングなのである。まさに現在、この謎のキャラクターに関して、ファンからの怨念のファイアで燃え盛る炎上状態であるという。
なお、このあまりの評判の悪さに、本日パラマウントピクチャーズはソニックのデザインを修正すると公式には発表した。制作会社とセガは「出来るだけ早く修正する」と伝えている。
そして、つい先ほどこの映画を監督したジェフ・フィーラーが急きょ「サポートありがとう。 そして批判も含めて。 メッセージは乾度良好..あなたはデザインに満足していないし、変更を望んでいる。 それは実行される。 パラマウント&セガの全員がこのキャラクターを最高のものにすることに全力で取り組んでいる最中…」とツイートした。
Thank you for the support. And the criticism. The message is loud and clear… you aren't happy with the design & you want changes. It's going to happen. Everyone at Paramount & Sega are fully committed to making this character the BEST he can be… #sonicmovie #gottafixfast ?✌️
— Jeff Fowler (@fowltown) May 2, 2019
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なお、余談だがATLASでは以前、青い毛を持つ未確認生物の記事を紹介したことがある。今回の残念なソニックは、この青い毛の未確認生物をモデルにしたのではないかと思えてしまうほど実に残念な出来であった。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)