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コネチカット州の人気スポット「妖精の森」が高速道路計画で存続の危機に!

アメリカ・コネティカット州にあるミドルベリーという町の森の中には、不思議な石造りの建物たちがひっそりと佇んでいる。

この森の中の奇妙な町は「妖精の森」と呼ばれており、大恐慌時代にミドルベリーのコミュニティで苗木屋を開業しようとした男性によって築かれたものだという。

その事業が破綻した後も建物は森に残され、今は自然の一部に組み込まれて知る人ぞ知る観光名所にもなっているそう。ちなみに過去には日本のメディアが取材に来たこともあったそうだ。

100年近い歴史を持つ「妖精の森」だが、近々予定されている高速道路計画によって存続が危ぶまれているという。




地元メディアの報道によれば、この場所の近くに計画されている高速道路プロジェクトが、最終的に妖精の森を破壊してしまうのではないかと多くの地元住民が心配しているとのこと。

この状況に警鐘を鳴らすため、住民らはコネチカット州に対し「妖精の森」を史跡と認定し、高速道路プロジェクトの前に何らかの保護を与えるように求めた。

同州運輸省は「村のことは承知している」としながらも、「その地域に影響が出るかどうかを言うのは時期尚早だ」と強調している。

現状ではこの奇妙な「妖精の森」が残されるか、それとも消えてしまうのかは確定していない。この騒動がどのような結末を迎えるのか、見守りたいところだ。

画像 https://twitter.com/CTwoodlands