魔法や呪術というと創作の世界のものに感じるかもしれないが、世界に目を向けると未だにその存在が信じられていたり、本当に魔法を使っているのではないかと思えるような現象が報告されることがある。
先日、ウガンダにてある泥棒が呪術師によってとんでもない「手錠」をかけられ、犯行が露呈したという事件が起きた。
1月頭、ウガンダのコボコ地区にてある男性が何者かによってバイクを盗まれるという事件が発生。普通なら警察に駆け込む所だが、バイクの持ち主は地元の呪術医(ウイッチドクター)に助けを求めた。
呪術医とは、民間医術を行ったり呪術を用いて人々の問題に対処する人だ。この呪術医は男性の求めに応じて、「犯人に手錠をかける」特別な呪いをかけてみせた。
すると程なくして、離れた別の場所にいたある男性が「どこからともなく現れたミツバチの大軍に両手を覆われる」という怪現象に見舞われたのである。
この呪術はアフリカでは比較的ポピュラーなもののようで、急に蜂の大軍に襲われる人は何らかの悪さをした人で、罪を認めるまでその報いを受け続けることになると広く認識されている。この男性も蜂の群れから自由になることができなかったため、地元の警察署に赴いて自首し、その場で逮捕された。
あまりにも不可解な事が起きたのは事実なので、警察も自首をまともに取り合わなかったのではないかと噂されたが、実際に現場にいた警官の一人は「窃盗事件が非暴力的な方法で迅速に解決されたことに感謝の意を表する」と述べた。
泥棒の身柄が確保されたと知った呪術医は、解除の儀式を行って窃盗犯を呪いから解放したとのことだ。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 DIGITAL NEWS UGANDA / YouTube
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