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中国、再び謎のミッションか?秘密の宇宙船をローンチ!

現在、世界各国が宇宙開発分野にてしのぎを削りあっている。特に中国は新型ロケットを独自に開発したり打ち上げを行っているため、注目されている。

しかし一方で、その打ち上げ目的やロケットの詳細な情報が明らかにされないため、様々な憶測も呼んでいる状態だ。

今回注目されているのは、3回目の再使用型実験宇宙船CSSHQの打ち上げだ。再利用可能な宇宙飛行技術を開発する計画の一環として公式に発表された宇宙船CSSHQは、長い間謎に包まれた存在だった。

今のところ、この宇宙船はNASAが開発したX-37bと同じような役割を果たす可能性が高いとみられている。X-37bはその後アメリカ国防総省に引き渡され、一度に数年間にわたる宇宙への極秘ミッションを数多く実施してきた。

現状、中国のCSSHQが実際に軌道上で何をするのか、どれくらいの期間そこにいるのかは明らかにされていない。新華社通信の報道では、今回のミッションは科学実験を行い「宇宙の平和利用のための技術支援を提供する」ことであるとされている。

しかし、本当にそれだけなのかには疑問符がつくと専門家は指摘する。昨年、米宇宙軍の第18宇宙防衛隊が「中国の宇宙機が予期せず軌道を変更し、未知の物体を展開した」ことを発見、報告して話題になった。この物体についてはある種の監視衛星か試験ペイロードではないかと推測する人もいれば、サービスモジュールだろうと考える人もいた。しかし、今でもこの物体の正体は明らかになっていない。

今回興味深いのは、スペースプレーンの3度目の打ち上げが、X-37bの予期せぬ打ち上げ中止と重なったことだ。X-37b側の公式な見解は、「追加システムのチェックアウト」を行うために打ち上げが中止されたというものだが、何が起こったのか、新しい打ち上げ日がいつになるのかは正確には明らかになっていない。

一説には中国の宇宙機の打ち上げとぶつかるのを避けるために延期されたのではないか、とする見方も存在している。

果たして、地球の軌道上で何が起きているのか。もしかしたら宇宙開発競争は次の戦争に繋がるものになっていくのかもしれない?

画像 CNSA Watcher / Facebook