5月15日「サンリオキャラクター大賞」の中間発表が行われた。
「ATLAS」編集部は過去『ハローキティ8位の衝撃』というタイトルでサンリオの看板キャラクターハローキティが8位に甘んじていることを報道したが、中間発表ではハローキティは4位にランクイン。大御所のとしての意地を見せている。
現在、順位は
1位マイメロディ
2位ポムポムプリン
3位シナモロール
4位ハローキティ
となっており、古参キャラであるマイメロディがリーチ。2010年度および2011年、2014年度の優勝から4度目の優勝を狙っている。一方、ポムポムプリンは初日投票1位から2位にランクダウンはしたが同時に行われている「なでる投票」では2294時間でマイメロディとは1000時間以上と圧倒的な差がついている。「なでる投票」はインターネットと連動した企画のため20代~30代のファンを層をがっつり抑えたポムポムプリンは有利である。「なでる投票」の結果によってはポムポムプリンのV2は不可能ではない。
一方、我が道を行くシナモロールは安定した得票数を稼いでおり、いよいよ”天下とるか”と期待されている。今年こそシナモロールファンの底力が試されている。
ハローキティは安定の古参ファンが多く今回の4位はネットを使わない「いちご新聞」および「サンリオショップ投票」での結果が反映されての急浮上と思われる。やはり最期に勝つのは「ハローキティ」なのか? 「ニューウェーブ世代」であるシンガンクリムゾンズ、プラズマジカ、そしてYOSHIKITTYは7位~10位にランクインしており、優勝を狙うには少々厳しい印象だが、9位に「KIRIMIちゃん.」がトップテン入りしてきたことに注目したい。2013年デビューの新参であるが、ネットでの人気が高く結果を残している。ライバルは4位のぐでたまであり、ファン層も被っていることもありどこまで順位を伸ばせるか見ものである。いよいよ佳境となってきた「サンリオキャラクター大賞2016」。一日たりとも目離せない結果となっている。
(文:穂積昭雪 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)