“リアル”ハンニバル、刑務所の囚人を殺害して再びニュースに登場!

人が人を食べることほど普遍的なタブーはない。儀式的なカニバリズムが行われていた社会でさえ、その行為は日常的に行われるものではなかった。

例えば、フォア族の人々は亡くなった愛する人を食べることがあったが、それは遺体が虫に食われてしまうぐらいならという、故人に対しての敬意と愛情からくるものだった。また、カニバリズムで有名なヤノマミ族は火葬した遺骨を葬儀の一貫で口にするため、厳密なカニバリズムではないとされている。

ちなみに、こういった葬儀で行われる場合はエンドカニバリズムと呼ばれる。

儀式的カニバリズムのもう一つのタイプにはエキソカニバリズムがある。これは敵対し、敗った集団を恐怖に陥れたり、支配力を誇示する手段として見られる。このタイプのカニバリズムでは、敗北した敵の威信や権力を、その遺体を消費することで吸収するという考え方も含まれている。

しかし、現代のカニバリズムはこういった儀式的なものと言うよりも、殺人衝動にかられて行われることが多い。




2年前、ロシアでイーゴリ・コマロフ容疑者はサンクトペテルブルクの実業家の殺害を手伝い、現場となった駐車場に火を放った後、その実業家の死体を”つまみ食い “したと驚くべき犯行を告白した。

この事件は、コマロフ容疑者が車の衝突事故を起こした際にトランクの中から頭部のない遺体が発見されたことで発覚した。しかし、コマロフ容疑者が人肉を食べたのはこれが初めてではなかったかもしれない事が取り調べで明らかになっている。

彼は実業家の殺人を犯す前年にも「人を殺して食べた」し、「人を殺すのが好きで地元の公園で犠牲者を探していた」と警察に語っている。

コマロフ容疑者はサンクトペテルブルクの殺人事件で刑務所に収監されたが、なんと今年になって同房者を殺害したというニュースが流れた。なお、地元メディアの報道によれば、コマロフ容疑者は今回は被害者の一部を食べることはなかったようだ。

コマロフ容疑者は2年前の事件で懲役19年の判決が下っているが、今回の凶行で更に罪が重なるとみられている。

Jeff RhtmによるPixabayからの画像

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