パワースポット

【山口敏太郎の御朱印の旅】 岐阜県可児郡『大寺山 願興寺』

本 尊 薬師如来
宗 派 天台宗

開 元 最澄(とされている) 
山 号 大寺山
別 称 蟹薬師

ご利益 子授けや安産、病気平癒、がん封じ

旧中仙道御嶽宿にある天台宗の寺院。蟹薬師((可児)かに))の名も知られている。近郷の百姓たちが力を合わせて建立したもので、当時の庶民信仰の活力が感じられる貴重な遺構である。

弘仁年間(八一〇‐八二四)最澄の創建と言われ、最澄自身が掘ったと言われる薬師如来が本尊である。

本堂は七間四面の安土桃山時代の建築。

寺伝では、弘仁六年(八一五)最澄が布教のため東国へ下向の際、疫病に悩む者が多かったので、桜の大枯木を切って薬師如来像を彫刻させた。

一条天皇皇女が京都から来住。薙髪して名を行智尼とし、朝夕と薬師如来を礼拝していた。ある日、長徳二年の二月七日、尼ヶ池から金色の光が輝き風が吹き池の面に一寸八分の薬師如来像が数千の蟹に囲まれ出現した。

行智尼はこの像を本尊薬師如来像の胎内に納めたのち国司へ報告し、新たに仏閣が造営され、大寺山願興寺と名付けられた。

御朱印はこちら、蟹文様の菊紋が珍しい。


画像 google maps / google

『大寺山 願興寺』

住 所∶〒505-0116
岐阜県可児郡御嵩町御嵩1377-1
電 話∶0574-67-0386

公式ウェブサイト
http://www.gankoji.sakura.ne.jp/

山口敏太郎タートルカンパニー
(明賀恵 山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)