職場であった不思議なことをご報告します。
わたしの施設では今年に入って3人の患者さんが亡くなりました。その中で先月の24日に亡くなったT子さんの突然の死はとてもショッキングなものでした。
可愛い小さなおばあちゃんで踊りが大好き、散歩大好きで亡くなる前日にも散歩をしていました。しかし心臓に持病があり、夜中の2時に発作がおき、わずか3時間で亡くなってしまいました。
残されたご主人も相当な落胆ぶりでしたが、わたしたち職員もショックで皆、涙涙でした。
その後、T子さんの部屋の入り口をハッと振り向く事が多くなりました。
介護の仕事は危険防止のために音や気配に敏感になるところがあり、気配を感じて動きを察知することもままあります。しかしT子さんのそれは頻繁でした。
もちろん見えはしません。
わたしは「ああT子さんが帰ってきているんだな。」とある意味嬉しく感じていました。
そして今日の話です。帰り際に女性の介護員ふたりが真っ青な顔で話しているのです。
どうしたのかと聞くと、2人で黒板に明日のシフトを書いていたときに、2人同時に気配を感じ、2人同時にT子さんの部屋に気配を感じそちらを見たというのです。
何もいませんでしたが、2人で同時に感じたことに驚いたとの事でした。
そして今日がT子さんの月命日だと気がついたというのです。わたしはご主人に会いにきたのだなと微笑ましかったのですが、彼女らにとっては怖かったと言うことでした。
あまりにも急に亡くなってしまい、まだ自分が死んだことがわからないのでしょうか?T子さんはクリスチャンですが、やはり49日までは決めかねているのでしょうか?
とても不思議な体験を共有した1日でした。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 コバシンさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Alexander GreyによるPixabayからの画像