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英国有数のUFO目撃スポットで奇妙な暗号入りミステリーサークルが出現!

10月末、ハロウィンを目前に控えた頃にイギリスはウェールズ地方の砂浜に巨大なミステリーサークルが出現した。

サークルは直径6メートル、中央に頭蓋骨を配置し周囲には奇妙な文字が並んでいて、内容は読み取れない。奇しくもサークルが出現したのはイギリス有数のUFO目撃多発地帯であるペンブルックシャーのブロードヘブン・ビーチ。ミステリーサークルは宇宙人からのメッセージと言われることもあるが、このサークルは何を伝えようとしているのだろうか?

……と、このUFOが本当にエイリアンによるものであれば興味深かったのだが、実際は地元の企業が行ったハロウィンに向けた企画だった。このサークルを作ったのはビーバータウン醸造所で、中央の暗号はマサチューセッツ工科大学のジョナサン・メルヴィル博士によって考え出されたもの。

ルーン文字等複数の古代文字によって作られた暗号はちゃんと解読でき、ビーバータウン醸造所も10月31日午前0時までヒントを提供、解読者が出るかキャンペーンを行うという。

イギリスといえば幽霊や妖精の存在を信じている人が多いイメージがあるが、意外にもUFOを信じる人も多い。過去にロンドンを拠点とするビール会社が2000人の成人を対象に行った世論調査によると、回答者の3人に1人(34%)がエイリアンの存在を信じており、天国(28%)や幽霊(29%)を信じる人よりも多いことがわかった。




さらに37%は「実在を信じるかどうかにかかわらず、地球外生命体が存在する可能性があるという考えが好きだ」と回答しているそう。また宇宙人の実在を信じる理由については「宇宙は広大すぎるので、複数の生命体が存在しないはずがない」と宇宙人を信じる人の86%が考えていることが解った。また、宇宙人が実在すると考える人の56%は「政府が地球外生命体の存在の証拠を隠している」と考えている事も解った。また15%が「実際に宇宙人を見たという人に会ったことがある」と回答しているとか。

今回、このミステリーサークルを企画したビーバータウン醸造所は、ブラック・ドッグ・フィルムズのアリス・ブルームフィールドと共同で、バミューダトライアングルでの奇妙な出来事にインスパイアされた短編アニメーション映画とグラフィック小説『フライトメア』の制作を発表。謎解きミステリーサークルはこの作品のプロモーションも兼ねて作成されたようだ。

ビーバータウン醸造所のトム・レインズフォード氏は「テレビを見たりSNSをチェックすると、誰もが宇宙人やUFOについて話しているようです。私たちは、地球外のあらゆるものの大ファンです。ですから、ハロウィーンと私たちの新しい短編映画とグラフィック・ノベルの発売を記念して、ユニークな地球外の砂のメッセージで、何が本当にそこにあるのかを試してみるより良い方法は何だろうと考えました。

皆さんも謎解きを楽しんでください」と語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/dailystar

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