ニュース

タランチュラが大規模な交通事故を引き起こした!!そして無傷で去って行った

カリフォルニア州デスバレーで道路を横断していたタランチュラが、バイクの運転手を病院送りにするほどの大規模な交通事故を起こしたとして非難されている。

このクモによる事故は10月28日、スイス人カップルがデスバレー国立公園のダウンパスの東にあるCA-190でレンタルしたキャンピングカーを運転中に発生したと、国立公園局は報告した。

突然、観光客たちは毛皮をまとったようなクモを見つけ、それにぶつからないようにブレーキを踏んだ。その結果、24歳のカナダ人男性のバイク運転手が車の後部に突っ込んだ。バイクのライダーはその後、パールンプのデザート・ビュー病院に送られたが、彼の状態については現在不明のままである。

一方、報告書によるとタランチュラは無傷で玉突き事故から立ち去ったという。




8本脚が引き起こした異常な事故を受けて、公園管理局は毎年この時期にデスバレーをそうこうする際には、充分注意するようドライバーに警告している。

「特に公園内の急な坂を下りるときはゆっくり走って下さい」と、事故現場で最初に原子力発電所の職員となったマイク・レイノルズ警視は警告した。「私たちの道路は洪水被害のためにまだ砂利のパッチがあり、あらゆるサイズの野生動物が出現しています」

タランチュラはアメリカ最大のクモであり、体長は2~3インチ(約5~7センチメートル)に成長する。タランチュラは生涯のほとんどを絹の敷き詰められた巣穴で過ごす。しかし、晩秋にはタランチュラの大移動が始まる。この時期、8歳から10歳のオスは配偶者を求めて群れをなして家を出ていく。

この時期はタランチュラのオスにとって危険な時期であり、スイスのキャンピングカーにペシャンコにされるだけでなく、求愛しようとしているまさにメスに食べられてしまうこともあるのだ。

因みに、クモが自動車事故を起こしたのはこれが初めてではない。2019年、あるドライバーがニューヨーク州北部を車で走行中に予期せぬクモの乗客を発見し、パニックに陥ったために事故で車を全損してしまった。

(ZENMAI 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Abimana30 AbimanaによるPixabayからの画像