南極大陸は、今でも人間が立ち入ることのできない地点が多く存在し、地球上最後の秘境であるとも言われている。
多くの謎を秘めた南極大陸は、現在までにも様々な発見や説が存在している。その中でも特に衝撃的であったのは、2012年に発見された通称「南極のピラミッド」と呼ばれるものであろう。
南極のピラミッドは、南極の氷の中から現れエジプトのピラミッドと同様に一辺に対する東西南北の方位がほぼ正確であり、自然の造形ではまずありえない左右対称となっているという。大きさに至っては、一辺の長さがギザの大ピラミッドの2倍近くあると言えば、どれほど巨大であるかがわかるだろう。
思いもよらぬ場所でピラミッド型の建造物が発見される例はこのほかにもあり、ペルーの密林、インドネシアのグヌンパダン遺跡など世界各地に存在している。
南極のピラミッドが、本当に人工的に建造されたものであるとするならば、南極にかつて超古代文明が存在していたということになるのは、推測として当然の帰結だ。しかし、最も厚い地点の氷で450メートルにも及ぶとされている氷に閉ざされた南極が、果たして人が住めるような環境であったのだろうか。
実は、約1万2000年前の南極は温暖な気候であり、原因不明の惨事により地殻移動を起こし、現在の位置にズレたことで気候が変わったとも言われている。
一方で、南極にかつて高度な文明が存在していたどころか、現在もなお地下に文明が存在しているとも言われている。南極にあるヴォクトーク湖は、1万3000キロ平行メートルの規模がある最大の氷底湖(氷河の下にある湖)であるが、その上空を飛行した調査隊により磁場の異常が確認されたという。また、南極の各所で時折発見されるという巨大な氷の穴などからもこうした磁気異常が感知されるという。
かつて1946、7年に行なわれた南極調査プロジェクト「ハイジャンプ作戦」においても、南極上空を飛行したバード大佐による、南極に地下世界が存在しているのではないかと思われる証言があった。このことから考えて、磁気異常は南極の地下に文明が今でも存在していることの証ではないかとも考えられている。
よく温暖化の影響により南極の氷が溶けていると言われているが、我々がよく見かけるあの巨大な氷が崩れる様子は、実は西沿岸部でしか見られないという。2015年のNASAの発表では、実は南極の氷は増えているという発表もあるのだ。この解氷は、南極の地下文明が何らかの活動を始めたことを暗示しているのだろうか。
そして、南極のピラミッドは、そうした地下の文明の存在をいよいよ知らせるためのトリガーであったのだろうか。
【参考記事・文献】
・南極のピラミッドは「地球上で最も古いピラミッド」だった!?
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200088033/
・南極大陸ピラミッドの謎!ボストーク湖周辺でも古代遺跡…その真相とは?
https://cherish-media.jp/posts/10440
・南極のピラミッドは宇宙人が建造したのか? ナチスも調査!? 科学者の見解は…
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0802/toc_230802_7159498806.html
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(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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