UFO・UMA

怪獣がおばあちゃんの庭から出てきた…民家の裏庭から恐竜の化石が!?

アメリカ・テキサス州在住のお祖母さんが自宅の裏庭を散歩中、なんとネス湖のネッシーを思わせる怪獣を2匹発見したとして話題になっている。

エイミー・ロバーツさん(53歳)は、テキサス州ラマー郡にある自宅の土地を散歩中、裏庭の1ヵ所が「とても奇妙に見える」ことに気づいた。それは「他の地面よりも色が濃く、少しくぼんでいた」ように見えたそう。

時が経つにつれて、その窪みはよりはっきりしてきた。

「2023年までには、そこに埋まっていたものが何かの脊椎骨であることに間違いはありませんでした。それから、他の骨も浮かび上がってきましたので、何か重要なものが庭に埋まっていると思ったのです」

ロバーツさんは地元のテキサス・スルー・タイム化石博物館に連絡。専門家の調査の結果、裏庭に埋まっていたものが実際には2体の生物の化石であることが判明した。




博物館のアンドレ・ルジャン館長によれば、発見された生物は「モササウルスに近い海棲有鱗目の一種であるティロサウルスと、プレシオサウルスに近い種であるポリコティリッド」とのこと。ポリコリティッドは首の短いプレシオサウルスとも言える、ネス湖のネッシーに似た古代の海棲爬虫類だ。ティロサウルス共々、古代の海では頂点捕食者に該当する存在で、魚や他の小型の海洋爬虫類を捕食していたと考えられている。

博物館の研究チームは、ロバーツさんの裏庭で発見された2頭の生物は、互いに戦いながら死んだのかもしれないと考えている。

「これらの海洋爬虫類は、同じ種類の餌を奪い合っていた可能性があります。テキサスでこの2種が一緒に発見されたのは初めてのことです。もしこれが水中での戦闘の結果だと証明されれば、古生物学的に画期的な発見となるでしょう」とルジャン館長は述べる。

今回発見されたティロサウルスの標本は全長約9メートル、ポリコティロイドは約6メートル。これらの化石は7200万年前のものであると考えられており、分析を経た後にテキサス・スルー・タイム博物館に展示される予定だ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Dariusz SankowskiによるPixabayからの画像

TOCANA関連記事
ネッシーが自宅の庭から現れた!? 民家の裏庭から恐竜の化石が発見される