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潜んでいたのは20匹のヘビ?!自宅ガレージで発見された驚愕の光景

アリゾナ州に住む男性が、自宅のガレージに3匹のヘビが潜んでいるのを発見し慌ててヘビ駆除業者へ連絡した。その後、業者の手によってなんと20匹にも及ぶヘビがガレージから出てきたことで、彼は恐怖に怯えることとなった。

ガレージに潜んでいたのは、ニシダイヤモンドガラガラヘビと呼ばれるヘビであり、男性のガレージは5匹の大人ヘビと15匹の赤ちゃんヘビによって占拠されていた状態だったのだ。

ガラガラヘビの駆除や防止サービスを手掛けるラトルスネーク・ソリューションズ社のマリッサ・マキ氏は、男性宅の温水ヒーターの根元に巻きついている巣を発見し、「こんなにたくさんのヘビは、正直言って凄まじい!」と語る。マキ氏は、ヘビの群れを処分するために2つのバケツを使うことを余儀なくされた。

それらのヘビはトングで1匹1匹拾い上げて大きなプラスチックのバケツに入れ、手の届かない赤ちゃんヘビの回収にいたっては、大きめのピンセットを使わなければならなかった。ヘビの大家族は招集ののち、砂漠地帯の自然へ放たれることとなった。




ラトルスネーク・ソリューションズ社のオーナーであるブライアン・ヒューズは、「今回のこの一件は、1度の通報で捕まえたガラガラヘビの最多記録です!」と語っている。また、ヒューズによれば、ガレージから脱皮した皮が多く見つかったことから、かつては40匹ものヘビがそこに潜んでいた可能性があると付け加えた。

「どれだけの数のガラガラヘビが行き来をしていたのかは、もはや知る由もありませんがね。」とヒューズは言う。

ニシダイヤモンドガラガラヘビは、三角形の特徴的な頭部を持ち、アメリカ南西部一帯に棲息している。他のガラガラヘビの種類に比べるとその毒性は弱いものの、扱う際には充分に注意が必要だ。アリゾナ・ソノラ砂漠博物館によれば、このヘビは通常3~5フィートの長さでネズミ、ウサギ、ゴイサギ、トカゲといった小動物を捕食する。

ヒューズ氏は、この発見が「100万年に一度」の出来事だと語り、地域住人を落ち着かせるのに苦労したという。

(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Johan VermeulenによるPixabayからの画像