8月26、27日、スコットランドのネス湖にて過去50年で最大規模のネッシー捜索が行われた。このことで現地には国内外の有名なネッシー専門家から約200人のボランティアまで多数の人々が参加し、ネッシーの姿を一目見ようと捜索活動を行っていた。
今回のネッシー捜索プロジェクトの中心的人物であるアラン・マッケナ氏は「ネス湖の水中世界を聴く」 ためのマイクであるハイドロフォン・システムを使用する予定であることを明らかにしたが、同時に興味深い報告もしていた。
「金曜日 (8月25日) 、捜索に備えて実際に機器をテストしていたとき、どこから来ているのか分からない4つの独特な音をマイクが拾った。音源や種類が何なのかは分からなかった」
非常に興味深い話であるが、マッケナ氏は冷静だ。
「これは非常にエキサイティングな事だが、我々はこの音の主がネス湖の怪物だとは断言していません。これは私たちが音の検出された地点に戻って、特定のためにすべての作業をやり直さなければならないことを意味します」
ちなみに当時、スピーカーシステムの周囲には12人がいて、全員が謎の音を聞いていたという。また、ネッシー捜索プロジェクトのジェネラル・マネージャーであるポール・ニクソン氏は、マイクが音を拾った時、マイクは水面下60フィートに落とされていたと述べている。調査の本番で音の主は判明したのだろうか。
今週の大規模調査で期待されているのは謎のノイズだけではない。「@lochnessmonsterofficial」 というチャンネルを運営するTikTokユーザーのペイジ・デイリーさんも、ネッシーの水中の隠れ家ではないかと推測する秘密の洞窟のネットワークを発見したと語る。
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「複数の入り口があり、それらが丘の斜面の中で互いにつながっていることは明らかでした。洞窟には生物の痕跡は見られませんでしたが、湖と繋がっている深淵に何らかの生物が潜んでいるかもしれません」 と彼女はメディアの取材に答えている。
「クエスト」 と呼ばれる今回ののネッシー捜索は1972年以来最大規模。昔に比べて現代では多くのことが変わった、主催者はネッシーを見つけるため、最新の最先端技術を駆使するなどあらゆる手段を尽くすと語っている。研究者も赤外線カメラを搭載したドローンやハイドロフォンにアクセスできるようになり、ネッシーの動きに関する情報を得られるようになった。
捜索開始に先立ち、参加者のクレイグ・ガリフリー氏はメディアの取材に対し 「湖に何かがあると信じている」とコメントしている 。
2日間の調査で何が判明したのか、現地からの報告に期待したい。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Photo credit: Simon Varwell on Visualhunt.com
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