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【テネシー州発】世にも珍しい“斑点模様のない”キリンの赤ちゃん誕生!

テネシー州の動物園で先日、非常に珍しいキリンが誕生した。

キリンと言えば、ひび割れたような独特の斑模様が特徴的だが、なんとアメリカはテネシー州の動物園で「模様のないキリンの赤ちゃん」が産まれたのだ。

このキリンの赤ちゃんはテネシー州ライムストーン市にあるブライト動物園で7月下旬に生まれたと伝えられている。動物園は21日月曜日にこの珍しい赤ちゃんキリンの到着を発表、「専門家はこの子がこれまで地球上のどこにも生息していなかったであろう唯一の単色のアミメキリンだと考えている」と語った。

ブライト動物園のデービッド・ブライト園長は、このキリンがどれほど珍しいものなのかを知るために国中の動物園や専門機関に連絡を取ったと語っている。

動物園側も独特の模様がないのは何らかの病気や異常によるものではないかと考え、赤ちゃんキリンの血液検査も行った。しかし結果は完全に健康体であり、数週間前にこの施設で生まれた別のキリンと何ら変わりないというものだった。ちなみに赤ちゃんキリンはすくすくと育ち、わずか数週間で身長はなんと約1.5メートル)にもなったという。



なお、斑模様のないキリンが産まれた事例は過去にも一例だけ報告されているが、なんと1970年代に日本の動物園で産まれた赤ちゃんキリンがその貴重な一例だった。いずれも飼育下で発生しているという共通点があるのが気になるところだ。

ブライト動物園側もキリンの斑点は自然界ではカモフラージュのために使われるため、この赤ちゃんキリンが野生の環境下で生まれていたら危険な生活を強いられていただろう、と見解を述べている。

なお、現在動物園はこの赤ちゃんキリンの名前を公募中とのこと。公式フェイスブックのページにはキペキー、フィリアリ、シャキリ、ジャメラの4つの名前候補が上がっており、一番得票数の多かった名前がつけられるとのことだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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