事件

なぜ?17000キロも離れた、この2か所に巨大な氷の塊が降ってきたのか…

近年の異常気象で大きな氷の粒、雹が空から降ってきたという報告が度々寄せられているが、海外では謎の巨大な氷の塊が降ってきたという事例が相次いで報告されて話題になっている。

それも、遠く離れた国で報告されたので注目を集めている。

最初の事件は13日日曜日の夕方、アメリカはマサチューセッツ州シャーリーにあるジェフ・イルグさんとアメリア・レインヴィルさんの家で起こった。夫妻が息子たちを寝かしつけた後、屋根の上で爆発音のようなものが聞こえた。当初は雷によるものだと思い込んでいたが、外に出て調べてみると、芝生一面に大きな氷の破片が散らばっているのを発見したという。

イルグさんが懐中電灯で屋根を照らすと、大きな穴が開いているのを発見。屋根裏に上がってみると床一面に氷の破片が散らばっていたという。その夜は晴れ渡っていた上に何者かによるイタズラである可能性も考えにくかったため、彼らは上空を飛ぶ飛行機によって氷の塊が降ってきたと結論づけることにしたという。



しかし、類似の事件は遠くはなれたオーストラリアでも起きていた。

15日火曜日の朝、オーストラリアのレイベンズウッドという町にあるゴルフ場の従業員が、空から降ってきたと思われる巨大な氷の塊が5番グリーンに落ちているのを発見したという。2日前に起きたアメリカの事件と同様、巨大な氷の発生源は飛行機であったと考えられている。

わずか数日違いで起きたこの2つの事件、単なる偶然の一致に過ぎないと考えることもできるが、二度あることは三度あるという言葉もある。他にも同じような事件は起きなかったか、今後数日間は氷の落下に注意した方が賢明かもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 WCVB Channel 5 Boston / YouTube