イクチオサウルスの化石から新たな発見…魚竜は温血動物だった!





先日、ある有名な古代生物について衝撃的な事実が明らかになった。

古代の海を泳いでいたとされる魚竜イクチオサウルス。約1億6000万年もの間繁栄した種類であり、その姿は現代のイルカに酷似している。そのため、同じ生態や環境にいる生物が似たような姿となる収斂進化の例として取り上げられる事も多い。

そんなイクチオサウルスの化石を調査してみたところ、これまでに知られていなかった事実が明らかになった。今回研究対象となったものは1億8000万年前の標本で、ドイツのホルツマデン採石場で発見されたものである。




こちらの標本をドイツのハウフ博物館が研究した結果、科学者たちはほとんど目に見えない痕跡となっていたあるものを発見したという。それは魚竜の皮膚と毛嚢の痕跡だった。この発見から、イクチオサウルスを初めとするこれらの先史時代の海洋爬虫類が温血であり、今日のイルカやクジラのような滑らかな肌を持っていることが明らかになったのである。

「イクチオサウルスは、イルカと共通の特徴を持っていますが、海に生息する哺乳類とはまったく関連していません。それにもかかわらず毛嚢が存在するということは、魚竜が温血動物の特徴を備えていたということに他なりません。これは魚竜が温血性であったことを示す最初の化学的証拠となる発見と言えるでしょう」

と共同研究者であるメアリー・シュバイツァー教授は述べている。

関連動画
Sea Reptile Birth | Walking with Dinosaurs in HQ | BBC Earth

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©BBC Earth/YouTube




関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る