ご無沙汰しております、筆不精の篠原Nです。
今更も今更の話でございますが、2020年10月25日アップのインタビュー動画「マンションサイズの巨大UFOの大群、その目撃直後に現れた謎の機械を持つサイボーグ男、緑色のゴム人間」を視聴して、思い出したことをメールしようと思い、筆を取りました。
件の動画の13分くらいから話されている、トンビに擬態したUFOのお話についてです。
2017年の夏に、母が熱中症で意識不明、髄膜炎になってしまいました。かくかくしかじかあって、大学病院でなんとか治療を終えることが出来ましたが、髄膜炎の治療が滞ることがありまして……熱中症のせいか治療が滞ったせいなのかはわかりませんが、高次脳機能障害になってしまいました。
母は昔から不思議なことやおかしなことを口にすることが多かったですが、以前にも増して変なことを口にするようになりました。ですが、私はそんな母の言葉をまともには取り合おうとはしなかったです。
窓を開けて空を見ていた母が、「ほら、UFOが見える」とか言って空を指差してくれますが、私が指差す方を見ても何もない。何もないと言えば「あんたが来たら消えた」なんて言われるし、一所にUFO見ることもあったのに、あの頃は一度も一所に見たことがありません。
他には、誰も来ていないのに玄関から声がするとか、影が見えたとか言ってましたが、私はそれらを全部せん妄だと思っていました。
そんなせん妄だと思っていた中に、カラスとトンビの話が二度ありました。
「トンビをいじめてるのか、集団のカラスが一匹のトンビを追いかけてたと。それが、くるくる円を描きながら上空に上っていって、あるところで空に穴みたいなのが空いて、そこに吸い込まれるように全部消えたんよ。あれは鳥に化けてたUFOだったかもしれん。だって、みんな羽ばたいてなかったし」
と言ってました。二度目も方角が違うだけで、似たようなことを口にしていました。
私はまたおかしなことを言ってると鼻で笑っていましたが、先に述べたインタビュー動画を聞いている時に母の話を思い出して驚きました。
もし母が本当に見ていたとしたら、私はなんて酷いことをしたのだろうと自責の念に駆られ、当時は筆を取ることも出来ずに終わりました。
最近、過去の動画がお勧め欄に上がってきて、何気なく聞いていたら件の動画でした。この動画のことも、すっかり忘れていました。
今更こんな話してもなと思いましたが、今年の初夢で敏太郎先生が「話したいことがあるなら話してごらん。聞いてあげるから」って言っていたので、大したことない話ですが、メールしてみようと思ってメールしました。
母が本当に見ていたのかはわかりません。トンビとカラスの話は暫くしていたし、私から聞いてみてもぶれることなく同じ事を口にはしていましたが、せん妄が酷かったのも事実です。
ただ、他にも同じようなことを仰る方がいて、本当だったのかもしれないと少し思えました。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 篠原Nさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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