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幽霊が憑いている!?木馬の呪物がオークションに出品される

イギリスで今月末、いわく付きの木馬(ロッキングホース)がオークションに出品されるとして注目を集めている。

地元メディアの報道によると、このおもちゃは元々自称霊媒師でゴースト・ハンターのディック・ゴッデン氏が所有していたもので、1940年代に自宅で降霊術を行なった際に触媒にしていたという。

彼が亡くなった後、この木馬は相続人の間で受け継がれ、最終的に曾孫のケリー氏の手に渡った。しかしケリー氏はこのいわく付きのおもちゃが自宅にあることに不安を感じ、さらに自分の娘がこのおもちゃに興味を示さないことに気づいたため、彼女は注意書きを添えてオークションに出品することにしたのだ。

ケリー氏は彼女の曽祖父がこのおもちゃには「子供の魂」が宿っていると信じていたと主張、彼女の祖母がこの木馬を所有するようになったとき、不可解なことに目に見えない何らかの力が働いて、自宅の別の部屋に移動したと語る。ケリー氏本人はこのおもちゃで超常的な体験をしたことはないが、自宅の2階から実体のない何者かの足音を聞いたことはあるという。「誰かが歩き回っているような、でも上には誰もいなかった」とケリー氏は語る。




不気味なおもちゃを手放すべく、ケリー氏は今度の日曜日に開催されるオークションで、幽霊が出ると言われる木馬を売ろうとしている。勿論なにも知らない人が手にしてしまわないよう、彼女はこのおもちゃの不気味な歴史を世間と共有しなければならないと判断し、注釈を添えることにしたという。実際、オークションハウス側の商品説明には”1940年代にトランス霊媒師/ゴーストハンター によって降霊術に使用された “と明記されている。

この木馬の価値は現在のところ250ドルから400ドル程度の値がつくと予想されている。中にはいわく付きの物であると暴露することで、この作品の売却価値を高めようとしたものなのではないかと疑う声も上がっているそうだ。果たして呪われた木馬は幾らで、誰の元に届くのか。気になるところだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Canterbury Auction Galleries

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