サブカル

世界最先端のヒューマノイド・ロボット、ジョークも可能?

近年学習型AIが進歩を遂げており、かなり自然な会話もこなせるようになっているのだが、では現時点ではどれだけ人間の感情を汲み取れるか、ユーモアの概念を理解できているのか。

先日、アメリカのEngineeredArtsは開発したAmeca(アメカ)というロボットを用いて、どこまで人間に通用するユーモアセンスを有しているのか実験を行った。

このアメカは一見SF映画に登場するCGでできたキャラクターのように見えるかもしれないが、ちゃんと現実に存在しているロボットであり、人間の表情や感情をリアルに表現することができる、動く機能的なデバイスなのだ。頭部と首が完全に可動し、顔にも複数の可動部があるため、さまざまな微妙な表情の再現を可能にしている。




そこでEngineeredArtsに所属するクリエイターの男性が、アメカに対してジョークを言うように指示してみた。搭載された学習型AIによって対話も可能なアメカは男性に対してジョークを披露してみせたのだが、残念ながら人間のユーモアのニュアンスはまだ理解できていないようだ。

ちなみに気になる対話やジョークの内容は動画で見る事ができる。アメカの反応が気になる人は動画を見てみてはいかがだろうか。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 Engineered Arts / YouTube