UFO・UMA

ジャージーデビル像を盗んだ容疑の男を警察が捜索中

TOCANAやアトラスで度々紹介しているが、一部界隈でUMAの形状をしたモニュメントが盗難被害に遭っているという。

先日、ニュージャージー州の当局はとあるレストランの庭に設置してあった有名なジャージー・デビルの像を盗難した疑いでとオハイオ州出身の男の行方を追っていると発表した。この奇妙な事件は23日金曜の夜、ニュージャージー州スタッフォードにある店舗ルシールズ・ランチョネットの外に6年前から置かれていた大きな木製の像が何者かによって持ち去られたことから始まった。

この彫像は町の名物になっており、店を訪れた客が記念撮影したりレストラン側も”ジャージー・デビルと一緒に食事をしました “と宣言したシャツを販売するなど、すっかり町の名所となっていた。しかし翌日土曜日の朝、レストランのオーナーは店の名物の像が消えていることに気づき、愕然としたという。




店の共同経営者の一人であるカレン・ベイツ=フリンさんは、いつも裏口からレストランに入るため、最初は像の盗難に気づかなかったと説明。「お客さんの一人が来て、『ジャージー・デビルの一部は駐車場にあるんだけど、全体がなくなってるんだ』って言われるまで知らなかったんです」と振り返った。

現場に残されていたのは盗まれた際に落ちた一枚の翼だけだった。当然ながら落胆した。その後、店の関係者らが監視カメラの映像を確認したところ、平台を牽引するSUVがレストランに停車し、像を盗んで走り去る姿が捉えられていたのだ。

なお、店側がSNSでこの不幸なニュースを伝えたところ、地域の人々から多数の支援の声が寄せられたとか。この彫刻を制作したアーティストも共同経営者に連絡を取り、すでに代わりの作品を制作し始めているという。

そして26日火曜日の朝、スタッフォード警察はオハイオ州チャンドラーズビルに住むトーマス・L・ビンツの逮捕状を発行した。現在、指名手配中の男性の行方はまだわかっていないが、男性は強盗に関与したとして第4級犯罪行為と第3級窃盗の罪に問われるとのことだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 Eyewitness News ABC7NY / YouTube