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何百もの子供のおもちゃで埋め尽くされた、時が止まった不気味な「ドールハウス」住宅の内部

海外では近年、廃墟や心霊スポット等に潜入し、動画や写真を撮影したりする「都市探検家」と呼ばれる人達が存在する。YouTubeやTikTokで実況、配信しながら廃墟や心霊スポットに潜入することも多く、人気の動画ジャンルとなっているようだ。

そんな中、カナダのある都市探検家が、森の奥深くに「最も奇妙で不気味な」隠された廃屋を発見したと主張して話題になっている。

Freaktographyとして知られるデイブ氏は、カナダ・オンタリオ州の人里離れた場所を訪れ、野原や森をトレッキングしていたところ、ある一件の廃屋にたどり着いた。しかしいざ中に入ってみると、彼は自分が監視されているような感覚を拭い去ることができなかった。改めて周囲を見回してみたところ、不気味な人形たちの無数の目が自分を見ていることに気づいたという。

この家がいつ放棄されたのか正確には解っていないが、建物の様子から少なくとも数年間は放置されていたことがうかがえるそう。かつてこの家に住んでいた人が急いで出て行ったようで、何百もの子供のおもちゃが床に散乱し、中にはズタズタに引き裂かれたものもあった。

「どの部屋に入っても、不気味な人形やぬいぐるみの目に見張られているようだった。この廃屋は、今まで私が見た中で最も奇妙で辺ぴな場所にある奇妙な家のひとつだ!」とデイブ氏は語る。




デイブ氏は廃屋の中や周辺にあったキャベツ畑人形からディズニーの置物を含むおもちゃはいずれも90年代のものだと推定しているが、彼のYouTubeフォロワーの中には「1980年代のヴィンテージ人形が含まれている」と疑っている人もいる様子。

いずれにせよ、普通の家庭ではあり得ない量の人形が打ち捨てられているのは間違いない。かといってこんな人里離れた場所に保育園や託児所などの子供たちが集う施設を築くとは思えないため、何者かが何らかの意図で廃屋に人形を集めて飾り立てたのではないかと見る人も少なくないようだ。

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Pam SimonによるPixabayからの画像