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閃光とともに謎の部品が空から落ちてきた!?アメリカで発見された謎の球体





先日、北海道で謎の火の玉が空を横切る様子が確認された。こちらの火の玉は流れ星の一種である火球とみられているが、アメリカでは閃光とともに奇妙な金属のボールが落ちてきていた。

関連動画
夜空から落下する”火の玉”のような光 火球か? 北海道各地で目撃相次ぐ (18/10/19 10:37)

20日前後、アメリカ・カリフォルニア州にて夜空に閃光がはしる様子が多くの人に目撃され、また動画にも撮影された。その後、同地域で謎の塊が落下していたのが見つかったという。

Unscheduled satellite re-entry over Los Angeles





問題の物体は丸い形状の金属で中空、墜落の衝撃でできたものか穴が空いていることがわかる。この物体はキングスカントリー牧場で発見され、発見者の農家はすぐに近くのバンデンベルク空軍基地と警察に通報した。そして、この物体を写真撮影して記録したという。

この物体について、専門家は最近打ち上げられたスペースXのファルコン9ロケットなどの部品ではなく、1988年に打ち上げられたイリジウム衛星の燃料タンクの一部である可能性が高いとみている。




「この物体は、衛星の軌道を宇宙で変えるために使われた燃料を貯蔵するタンクだったと思われる」とキングス郡保安官庁は語った。

衛星電話イリジウムコミュニケーションズの広報、ヨルダン・ハシン(Jordan Hassin)氏は、「SV70ロケットからの可能性が高いと確信できる」と語った。「もし実際に衛星から落ちてきたのであれば、燃料タンクは唯一のものなので、イリジウムからの部品とすれば最初のものになる」と語っている。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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