市川海老蔵のブログが口火となって、化粧品大手メーカーの資生堂が「おしろい」の生産を再開したようだ。そして、このおしろいはかつて歌舞伎役者を病気や死に追いやっていたことは歴史的事実である・・・。
資生堂は2018年10月15日、歌舞伎・日本舞踊などで使用する舞台用化粧品(紅やおしろい等)の製造再開を公式コメントした。
資生堂は2018年9月に採算性などを理由に、これらの化粧品の製造から撤退すると発表していたばかりだった。
しかしながら、歌舞伎役者の市川海老蔵等のブログでの発言により、日本の伝統文化を守るために生産を再開すると方針を切り替えたのだ。
日本の伝統文化に欠かせないおしろいは、6世紀から7世紀にかけて中国から伝来し、日本中に広がっていった。おしろいはもともとメソポタミア文明で使用されていたと言われており、ギリシャ文明やローマ帝国でも使用されていた。
だが、鉛が含まれていることにより、頻繁に使用すると胃腸に障害を起こしたり、脳の病気を引き起こしたりする。また女性が使うと胎児に障害者が生まれたりする場合もあった。
歌舞伎役者が早くして病気になったり、死亡したりする不幸なことが江戸時代から明治時代にかけて多々発生していた。これはおしろいが原因だといわれている。
ちなみに現在のおしろいに関しては鉛はまったく含まれていない。
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(和田大輔 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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