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エジプトにて、ファラオに使えた司祭の墓が発見される!





4,000年以上前に築かれた古代エジプトの墓が発見された。

古代の墓といえばファラオのものを想像しがちだが、こちらは「カイレス」という「王宮の管理人」や「王家の秘密を守る者」と表現される司祭にあたる役職の人物のものだという。

LiveScienceによると、この墓はAbusirのピラミッド近くにある埋葬地で発見されたという。

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「カイレスの埋葬室がある近辺はかなり前に一度暴かれていたが、奇跡的に石棺の眠る部屋の前まで至っていなかった。石灰石の石棺や、色彩の残った花崗岩の像などは元々の場所に、奇跡的に保存されていた」と調査員は語る。「墓の中にはカイレスの経歴が解る範囲で残されていた」

カイレスは司祭であるため、歴代ファラオの誰かに支えていたと考えられている。そのファラオが誰なのか、碑文ではっきりとは言及されていないが、ペピ2世ネフェルカレである可能性高いとされている。

「このカイレスはサフレとネペピ2世ネフェルカレ等のピラミッドの複合施設で働く司祭らの総監督だった可能性が高い」と声明は言った。




カイレスが多くのファラオと親密な関係だったかどうかは判明していないが、彼の埋葬場所を考えれば、歴史上重要な人物だった事は間違いないと見られている。

発掘されたすべてのデータと情報の最終的な分析にはかなりの時間がかかるが、今回の墓は非常にユニークな発見であると言えると調査員は語っている。今後の調査の結果に期待したい。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©The Lost History Channel TKTC/YouTube