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波打ち際にエイリアンが漂着!?謎の巨大ゼリー状生物の正体

まずはこちらの画像を見てほしい。

浜辺の波打ち際に、ゼリー状の体を持つ半透明の生物が打ち上げられている。中央部は盛り上がっていて、不気味な赤い組織が覗いているようにも見える。

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イギリスの海岸警備員によって発見されたこの「エイリアンのような」生物は、実は世界最大級のクラゲの一つであることが確認されている。

この生物はニュージーランド国立研究所によると、非常に大きく育つクラゲの一種ライオンタテガミクラゲとみられている。
打ち上げられた部分は笠にあたる箇所と思われるが、その部分だけでもほぼ1メートルの大きさがあったという。発見当時、河口や海岸にはおよそ100匹ものクラゲが打ち上げられていたという。海岸警備員の男性は自身の子供らと海に遊びにきた際にこのクラゲを発見した。

「それはまるで火星人、エイリアンのようで、ゆっくりと動いていたり収縮していた」と、発見者の男性は語る。




海中では、ライオンタテガミクラゲの触手は、電気クラゲとして知られるカツオノエボシより更に100フィート以上長い時もある。軽く刺された程度では致命傷にはならないが、それでも触手の数が多いため、しばしば医師の治療を必要とするケースもでてくる。
2010年7月、アメリカはニューハンプシャー州ライ(Rye)の町の近くに巨大なクラゲの死体が多数流れ着き、不用意に触った多くの人たちが負傷する結果となった。

発見者の男性は子供たちに危険を説明するため、触手に触れないようにしながらいくつかのクラゲを逆さまにするなどしていたが、このクラゲには唯一触らなかったという。

「私はここで9年暮らしているが、このようなものは見たことがない」と発見者の男性は語っている。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 ©Info Crazy/YouTube