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忍者、高坂甚内はマラリアの神になった?浅草の甚内神社





高坂甚内、或いは高崎甚内とも呼ばれる男は元々は武田家に使える武士(忍び?)あったが武田家滅亡後は盗賊に転じた。

江戸に拠点として活動し、吉原をとり仕切った庄司甚内、古着を取り仕切った鳶沢甚内と並び三甚内と呼ばれた。

高坂陣内は、江戸の町を荒らす北条家に仕えた乱破の頭目、風魔小太郎の隠れ家を江戸幕府に密告。これにより、風魔一派は壊滅、甚内は江戸幕府の信頼を得ることに成功した。

やがて、関東の盗賊を取り仕切るようになった高坂甚内は江戸幕府から追われる身となり、疱瘡で弱っているところを捕縛された。




処刑されるとき、「疱瘡で弱ってなければ捕まらなかった」とつぶやき、死後自分に参る疱瘡患者を回復させることを約束した。

それが今も浅草に残る甚内神社である。

江戸以前の人たちにとって疱瘡(マラリア)は深刻な問題であり、太田道灌の娘が回復した事から祀られたのが太田姫稲荷神社である。

筆者は東京FMに出演するときは度々訪問している。

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)