9月10日に放送されたテレビ朝日系列の人気バラエティ番組の『帰れマンデー見っけ隊!!』が一部地域で、終盤の15分間しか放送されないという珍事が発生した。
この現象が発生したのは広島県および長野県で、これら地域ではこの日『帰れマンデー見っけ隊!!』の従来の放送日である月曜午後7時台(注:『帰れマンデー』は全国同時ネット)は地方局が製作した特別番組を放送していて、本来であれば『帰れマンデー』はお休みのはずだった。
ところが、この日は『帰れマンデー』後に放送される『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!』との3時間の合体SPという番組構成になっていたために、『帰れマンデー』はイレギュラーで1時間15分という中途半端な尺で放送していた。
そのため、1時間の別番組を放送していた地方局が余った15分間の尺を埋めることができずに、その結果『帰れマンデー』が終盤のわずか15分のみ放送せざるを得ない珍事が起きたわけである。
なお、この日の『帰れマンデー』は先日、亡くなった漫画家のさくらももこさんを追悼した「まるちゃん電車 無人駅の旅」という企画で、『ちびまる子ちゃん』の舞台である静岡市清水区(旧清水市)のさくらさん縁の地でロケが行われていた。
そのため、何の脈絡もなくラスト15分だけを見させられた広島と長野の視聴者は「せっかく面白そうな企画なのに最後しか見られなかった!」「まるちゃん電車回見たかったなぁ…」とのクレームが相次ぎ、最初から最後まで番組の再放送を希望する声もいまだに絶えないという。
(文:アリナックス城井 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)