関連画像(キャトルミューティレーションのもの、アメリカのケースでありイメージです)
13日、アフリカのガーナにて道路上で牛が大量死しているという事件が起きた。
場所はウェイジャからカソアにかけての路上であり、八頭もの牛の死体が道路上に転がっていたという。牛はいずれも成長した個体であり、移動させることも困難だった上に現場に野次馬も駆けつけ、一時は交通渋滞を引き起こしていたという。
牛の死体が発見されることはあるが、これだけ大量に死体で見つかることは非常に珍しいケースだという。現地の警察も捜査に乗り出しているが、未だ真相は分かっていないようだ。
まず疑われたのは牧場から死亡した牛を葬儀場に運ぶ最中に落としてしまったのではないかという説だが、大量の牛を引き取る予定の施設はなかったという事実が判明している。
また、夜間にスピード違反を起こした車によって事故死したのではないかとする説も出ているが、牛たちに目立った外傷はなく、またこれだけの大きさの牛であると死亡に至らないケースもあるとされている。
現地の人々は今までにない事態に、何らかの呪術に牛たちが使われたのではないかとする噂が流れたり、キャトルミューティレーション説を唱える者も出てきているようだ。キャトルミューティレーションは宇宙人等が家畜を用いて生体実験を行い、死体をその場に置いていくとされるもの。不思議なことに、舌などの柔らかい部分だけが無くなっていたり、血が抜き取られていると言った奇妙な特徴がある。事実、牛たちの死体からも舌や内臓の一部が無くなっている等の特徴が見られたため、キャトルミューティレーションにあたるのではないかとされているのだ。
一方で、牛泥棒が大量に牧場から連れ出すのに成功したものの、足がつきそうになったなど何らかの要因で牛を持てあましてしまい、殺害して放置したとする説も存在している。
果たして真実はどこにあるのか。現地の警察は今も捜査中だという。
(文:飯山俊樹 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)