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北海道で震度6強 土砂崩れなど各地で被害発生

9月6日午前3時8分頃、北海道南部安平町付近を震源とする震度6強の地震が発生した。

地震の規模はM6.7、震度6強が安平町、震度6弱が千歳市、震度5強が札幌市北区、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町、震度5弱が函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、白老町等。各地で土砂崩れが発生し、行方不明者が出ている模様だ。

特に震源に近い厚真町で大規模な土砂崩れが発生。6日午前9時現在、27人の安否が確認できていないという。札幌市等では液状化現象が起き、道路や建物に影響が出ている。また、これまでに100人を超す重軽傷者が出ているという。

また北海道内では、広範囲にわたり停電が発生している。午前6時頃時点で、北海道内の信号機の稼働は10%程度といわれている。

北海道の玄関口である新千歳空港は空港ビルにも被害が出ており、終日閉鎖、国内線・国際線ともに6日は全ての便が欠航する予定。JR北海道は全面運休や札幌市営地下鉄で運転見合わせの予定だという。

北海道では今後も余震の可能性があるとして、気象庁は今後の地震活動や雨による地盤の悪化などに十分注意し、危険な場所には立ち入らないよう注意を呼びかけている。

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(勝木孝之 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)