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テムズ川流れていた瓶に入っていたのは…亡くなった人を偲ぶメッセージ?





浜辺に流れ着く、瓶の中に入ったメッセージ。非常にロマンを感じさせるものだが、気になる内容の手紙が入っていることもあるようだ。

イギリス在住のジェームズ・ヘリング氏と彼の息子ジャックは、テムズ川で発見した瓶の中に入っていた手紙を書いたのは誰か、可能であれば突き止めようとしている。

8月後半の週末、彼らはテムズ川でボート遊びに参加していたのだが、その時船外機の隣に緑色のボトルが浮かんでいたのを見つけた。




中には、手書きのメモが入っていたのだが、その内容は謎めいたものだった。

「これは、心から愛していたリサの2年後に、傷心のあまり後を追うようにして亡くなった親愛なる息子について記憶しています」という文章で始まるその手紙には、次のような内容が書かれていた。

「彼は彼女をとても愛していました。彼らは旅行に情熱を燃やしていました。彼らの好きな曲は、『海の向こうのどこか』でした。ジョンとリサは今、『最後の楽園への旅』を行っていることでしょう – 永遠に共に」




そう、手紙の内容は亡くなった男女を偲ぶものだったのだ。しかしメモには、夫婦の姓やそれを書いた人物の名前は書かれてていない。

発見者のヘリング氏は「メモを読むと、ジョン(Jon)とリサ(Lisa)とその曲について多くの疑問が沸く内容になっています。彼はなぜ、どうやって亡くなったのでしょうか?また、誰がこのような内容の手紙を書いて流したのでしょうか?」

謎めいた手紙について、ヘリング氏は差出人やこの二人を知る人物はいないかTwitterに写真つきで投稿して質問。投稿には今までに3500人以上のいいねやリツイート等が寄せられているが、誰もその手紙の作者や書かれた二人を知っているわけではなかった。

彼らが誰だったのか、流したのは誰だったのか。判明する日は来るのだろうか。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY