【芸能都市伝説】1980年代の「熱湯風呂」、ホントに熱かった!?





このところ、芸能都市伝説の世界では「熱湯風呂」がにわかに注目を集めている。

先日も日本テレビ系列で放送された「24時間テレビ 愛は地球を救う」の『人生を変えるガチンコ対決007』において、アイドルグループ・SKE48の須田亜香里が熱湯風呂にチャレンジした。他の共演者たちは風呂の温度に熱がっていたのに、須田だけはまったく熱がる様子がなく、ゆっくり「長湯」していたため「須田は熱くないのかw」「放送事故だったのではないか?」と話題になっていたのだ。

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なお、この「熱湯風呂熱くならない現象」は2007年に放送された24時間テレビでも発生していた。この時は当時ブレイクしたての芸人・小島よしおが熱湯風呂へ入ったが、熱がるリアクションをとれなかったことから「放送事故」と騒がれ、一時的に「小島はリアクションを必要する仕事を干された」と噂されたこともあったようだ。

このように24時間テレビのような生放送にとって、熱湯風呂のコーナーはリスクもあるが、どのような番組でもやればそれなりに盛り上がるために、ここ20年ほどバラエティ業界ではお馴染みの存在となっている。

ちなみに諸説あるが、熱湯風呂を初めてテレビに登場させた元祖番組はビートたけし司会の『スーパーJOCKEY』(1983年~1999年)のワンコーナー「熱湯コマーシャル」だといわれている。




今でこそ、そんなに熱くないことが暗黙の了解とされている熱湯風呂だが、放送開始当初は本当に熱かったようで、水温は火傷しないギリギリである「51度」に設定されていたという。

これは熱湯風呂に入る、たけし軍団の面々が当時は若手で全然リアクションがとれなかったことから、スタッフが好意(?)でワザと熱くしていたというのだ。

しかし、やはり実際に事故は起こっていた。1984年にフジテレビで放送されたスペシャル番組『ザ・ガマン』では、参加した女子大生10名が88℃に設定された熱湯風呂で我慢しすぎたために火傷を負うという事件があったのである。

以来、このような事故を防ぐために熱湯風呂の温度はどんなに熱くても40度を超えないよう設定されているといわれ、現在では熱湯風呂は大袈裟なリアクションがとれる特訓を積んだ芸人のための専門道具と化したといわれている。

(文:アリナックス城井 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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