作り物であるはずの像がまるで生きているかのように涙を溢し、血を流す。そんな不可思議な現象がアルゼンチンの教会で捉えられた。
問題の映像はアルゼンチン北部に位置するサルタのサン・ジョゼ・デ・メタンの町で撮影されたもの。動画では小さなマリア像の頬を血のような赤い液体が流れ、顔が赤く染まっていく様子が捉えられている。
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Virgin Mary statue pictured crying ‘tears of blood’ in Argentina – Daily Mail
問題のマリア像は高さ50センチほどで石膏で出来ており、金色の塗装で装飾がなされているもの。突如発生したこの現象は奇跡にちがいないとして、何百人もの人々がこのマリア像を見るために集まってきているという。
持ち主は所有するマリア像が血の涙を流す前の夜、聖母マリアが夢の中に現れたと主張している。
果たしてこの現象は奇跡か、不吉な事が起きる前触れなのか、神が人々に何かを訴えかけようとしているのか。現地では様々な意見が出てきて混乱が生じているという。
中にはマリア像の涙はアルゼンチンの中絶を自由化する政府法案に反対しているのだと主張する人もいるが、これについては反対意見も多い。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 ©Daily Mail YouTube