未確認生物の中には異様な姿をした人型のものも含まれる。カエル人間やバイーアビースト、ドーバーデーモンなど大きさは様々で人型をしているものの異様な姿をしている場合が多い。
今回アメリカで目撃されたものも新たな人型未確認生物の一員に名を連ねるのだろうか。
先週の日曜日である7月28日の午前12時15分頃、ニューヨーク在住の二人連れはニュージャージー州ワレン郡クイーンズベリーの付近を車で走行していたと証言する。
高速から降りて左折しようとした時のこと。道路の左右を確認していたところ、道に黒い服を着た「背の高い細身の人影」が立っているのに気づいたという。運転していた人物によれば、「それは車から約50フィート離れていて、道路の真ん中に立っていた」という。身の丈は約10フィート、黒い人型の影が立っているようだった。この時車には同乗者もいたのだが、この人物も目撃していたという。
画像が目撃者によるスケッチだ。不気味な黒い人影が佇んでいたことが解るものになっている。彼らは自分達が見たものが何だったのか確認するために引き返したが、次にその場所に戻った時にはそこには何もいなかったという。しかし、彼らは何者かによって自分達が監視されているような気配を感じたと述べている。
果たしてこの巨大な人影は何だったのだろうか。欧米を中心に目撃されている未確認生物にスレンダーマンがいる。スレンダーマンは文字通りほっそりとした体で180センチから3メートルにも到達する身長をしている。その顔は卵のようなのっぺらぼうで、背中には触手を生やしているなどの特徴がある。
本来は創作の怪談から生まれた怪人だったようだが、いつしか「神出鬼没で子どもをさらってしまう」「目撃すると精神に異常をきたす」「取り憑かれると鼻血が出るようになる」…等の特徴が加わり、都市伝説の怪物として考えられるようになった。
だが、今回目撃された怪物の特徴はスレンダーマンに似たところが多々ある。彼らは本物のスレンダーマンに遭遇してしまったのだろうか?
関連動画
SLENDER MAN – Official Trailer 2 (HD)
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©MUFON