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真夏のロシアで「太陽が消えた」!?3時間もヤクーツク地域を覆った謎の雲





7月20日金曜日、ロシア中部にて非常に広範囲に渡る地域がおよそ3時間、太陽の光がかき消えて暗闇の中に落ち込むという不思議な現象が発生していた。

今回の現象が発生したのは北極圏にも属するヤクティア地方で、急に空に大きな厚い雲が出現。太陽の光が遮られ、一帯では急激な気温の低下もみられたという。

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この地域の居住者によれば、「電灯を点けないと物を見ることができなかった」「懐中電灯を手に外出したが、外は空気中の何か重いものが胸を押しているような圧迫感を覚えた。実際に外に出ようとした人は少なかった」という証言が出てきている。

ここまで局所的に厚い雲が急に発生した原因は今でも解っておらず、隕石の影響であると推測する人もいれば、ロシア政府による核実験の影響かもしれないと示唆している人も出てきている。




「米国の衛星が小さな閃光を確認したという話が流れており、それに続いて該当地域の放射能レベルが上昇し、軍隊の異常な活動が続いている」とする居住者からの証言もある。ただし、その信憑性については疑問が多いようだ。

結局これまでのところ、この現象が発生した明確な原理は判明していない。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY