2018年7月20日に公開された細田守監督の最新アニメ映画『未来のミライ』が現在、いろいろと話題になっている。
本作は2015年の『バケモノの子』以来、3年ぶりの細田監督作品で、4歳の兄と未来からやってきた成長した妹の2人が不思議な冒険を繰り広げるファンタジー作品である。
さて、本作は細田監督作品ということで、公開前からアニメファンの間では大きな注目を集めていた。公開間際になり、そこへ人気劇場アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』 の最新予告編が上映されることが急きょ決定された。
劇場版『エヴァンゲリオン』は2007年から上映が開始し、10年間で『序』『破』『Q』の3作が公開されており、次作で最終作となる予定である。今回の予告編では、映画は今から2年も先の2020年公開との告知だった。しかし、数秒ではあるが最新映像が史上初のお目見えとなり、ファンにはたまらないサービスとなっているようである。
現在『未来のミライ』は、この予告編見たさのエヴァンゲリオンファンから大きな注目を集めていて、肝心の上映されている『未来のミライ』がお座なりにされつつあるという、実に主客転倒の状態であるという。
一部では早くも「未来のミライは2020年のエヴァのおまけ」とも揶揄されているようで、この映画に携わった関係者は内心穏やかではないようだ。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『未来のミライ オフィシャルガイド くんちゃんアルバム』