夏場の怪談で聞かれるものに、キャンプ場などの宿泊先に現れる霊というものがある。
また、先が見通せず迷う危険性もあり、昼なお暗い森の中も怪談の舞台である。自殺の名所と言われる富士の青木ヶ原樹海を重い浮かべて貰えれば解りやすいだろうか。
そんな自然に近いキャンプ場に現れた霊の姿が捉えられた!?とする動画が撮影された。
動画は車の中から撮影されている。近年は車載カメラが備え付けてある自家用車も多いが、今回は楽しいキャンプという事もあってか、助手席に座っていた人物がカメラを回していたようだ。
動画はしばらくの間、目的地であるキャンプ地へ向かう道を撮影している。緑豊かな林を抜けると、テントが並ぶキャンプ地が見えてくる、のだが。
目的地に近づいた所で、車道を横切る人影が出てくるのだが、それが半透明の黒い「何か」なのである。動きや大きさは人間に似ているが、まるで薄い影法師が立って歩いているような姿をしているのだ。
カメラを回していた人物も異様な人影に気が付いたのだろう、若干カメラが揺れ、人影を追って動いていくのが解る。
その黒い人影は、キャンプ場を散歩している普通の人間のように、ごく自然に道路を渡りきると、次第に消えていってしまった。
なお、この黒い人影はキャンプに向かう車内にいた者全員が目撃していたそうだ。カメラは駄目元で回していたそうで、後で確認してみた所全員が目撃していた人影がしっかりと写っていたため、自分達が見たものは幻などではなかったと確信すると共に、改めて恐怖を感じたという。
この人影については、写真よりも動画で確認して頂いた方が解りやすいだろう。
この人影の正体に付いては、幽霊説は勿論のこと、ビデオなどに記録される影のような怪人UMA「シャドーマン」ではないかとする説も出てきているが、未だ不明のままである。
(文:飯山俊樹 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
関連動画
The chilling moment a ghost is captured walking in the forest