業界のウワサ

『笑点』、歌丸さんのOPアニメはいつまで?今度は『永久名誉司会』に就任?





7月2日に亡くなった落語家の桂歌丸さんが出演していた日本テレビの番組『笑点』の放送が7月15日に行われた。

この日は、歌丸さんが亡くなってから2週目の放送ではあるが、追悼放送となった7月8日の放送とはうって変わって通常放送を行い、お馴染みの大喜利バトルが繰り広げられた。

その一方、一部の笑点マニアの間では、番組で馴染みのオープニングアニメの行方に注目が集まっていた。




笑点は2016年5月に歌丸さんが番組を勇退した時点でOPアニメを一新。林家木久扇以下、三遊亭好楽などのレギュラー陣のほか、歌丸は降板した後も「終身名誉司会」としてアニメには毎週顔を見せていた。

しかし、7月2日に歌丸さんは亡くなったことからも「終身名誉司会」の任は解かれることになり、次の放送日よりOPは変更になるのではないかと噂されていた。しかし、7月8日また15日の放送もOPアニメには変更は一切なく、肩書きは「終身名誉司会」のまま、お馴染みのOPアニメに出演し続けている。




そのため、現在、歌丸師匠は「肉体は滅んでもOPアニメには出続けるのではないか」「四十九日が明けたら消える」というような他にも、洒落っぽい意見としては「歌丸師匠は笑点を見守る幽霊として出演するのではないか」「終身名誉司会ではなく今度は『永久名誉司会』に就任するのではないか」「それじゃ霊界名誉司会だ」など、まるで番組さながらの大喜利合戦がファンの間で行われているという。

亡くなったことにより文字通り「終身」となってしまった歌丸師匠。しかしその不滅の「笑点魂」は残された視聴者にも伝播しており、死してもまだまだ「名誉司会」として働いてもらわないといけないのかもしれない。

(文:安坂由美彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像『桂歌丸 名席集 9 禁酒番屋/火焔太鼓