7月8日、テレビ朝日系列で放送された『国民1万人がガチで投票! アイス総選挙2018』にて、赤城乳業が発売している氷菓菓子「ガリガリくん」について、今まで流布されてきたある有名な都市伝説が完全否定された。
「ガリガリくん」といえば、60円代という低価格に加え、「当たりが出れば一本無料」という魅力的な「当たり棒」がウリのアイス菓子である。
この当たり棒については、発売当初から子ども達の間で、当たりとハズレを見極めるための(悪知恵とも言える)様々な都市伝説が囁かれていた。
例えば、ガリガリくんのパッケージの端にはバーコードと共に小さい黒い模様が印刷されているのだが、この黒い部分が大きく印刷されているモノが当たり付きのサインといわれている他にも、バーコードの5番目の線が黒く太いものが当たり付き、といった様々な都市伝説が囁かれていた。
しかし、どれもこれも子供には判別しづらい上に信ぴょう性に乏しかった。
この噂の信憑性を確かめるべく、先日の『アイス総選挙2018』では番組スタッフが赤木乳業の製造工場へ潜入。当たり付きのガリガリくんがどのような工程で作られるのかがついに開示されたのである。
番組によると、当たり付きの棒は全体の約1割以下の確率で仕込まれているという。また、当たりもハズレも同じ工程で包装されてしまうために、製造担当者も商品が完成した後はどれが当たり付き棒なのかはわからなくなってしまうという。
言い換えれば、ガリガリくんで当たりを引き当てることは非常に「ラッキーな出来事」なのである。
なお、お菓子の当たり付きに関する都市伝説にはガリガリくん以外にもいくつか存在している。
例えば、「カットよっちゃんイカ(よっちゃん食品工業)は賞味期限の印字が少々カスれて表示されているものがアタリ」「チョコボール(森永製菓)はイメージキャラのキョロちゃんのクチバシの形状が違うものがアタリ」などの噂もあるようだ。
(アリナックス城井 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)