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KAT-TUN・中丸雄一も沼にハマった?『専門図書』の世界…

10月8日放送の『シューイチ』(日本テレビ 日曜日7時30分 MC:中山秀征、徳島えりか日テレアナウンサー)では、お馴染みKAT-TUN・中丸雄一のコーナー『まじっすか』において、読書の秋「専門書店」に注目した。

一件目はレトロ旅行案内誌の専門書店『永森書店』(神田神保町)でレトロな旅行案内誌の魅力を学ぶ!

人気絵師・吉田初三郎の地図を見てから昭和2年名古屋鉄道局発行の『信越の温泉』に注目。店長の永森さん曰く、同時の変わった記載などが目に付く。



「例えば、汽車に乗る際の注意事項で《窓から物を投げぬように》」と読み上げる。すると、中丸も「昔、投げる人がいっぱいいたんだ?」と驚き、「今じゃ考えられないけれど、当時は電車に乗って窓から物を投げちゃう人が結構いた」と苦笑しながら説明する永森さん。

中丸も「うぁ、面白い」と興味津々。更に「注意書きの文章から当時の生活や人間性が感じられる」と補足する永森さん。

次に『シアトル航路案内』を取り出す永森さん。そこでも当時の人びとの様子が垣間見える。

《船室以外の場所で洋服にスリッパを穿つなどはご遠慮願います》

永森さんが「当時はまだ船旅がメイン。今でいう豪華クルーズ船。ドレスコードがあったと思うので、知らない人がスリッパで表を歩るかないよう、この注意書きがあったそう」と解説。

中丸も「これを見ているとその当時の人になった気分。二つ買ったら沼にハマりそう」と発言し、楽しんでいた。



続いては「SAKANA BOOKS」、水生生物に特化した書店だ。ここの社内イチの“魚愛”が強い藤村さんが紹介。

まずは『ヤドカリのグラビア』。日本にいるヤドカリを紹介し、ヤドカリが殻むいちゃっているところも見られる本。藤村さん曰く「(ヤドカリの)モロ出し。貝の中にどうやってフィットしているのか?とか見ることが出来る本」。

中丸も「こういう形だからフィットするんですね。なるほど。これって今日聞かなかったら死ぬまで知らなかったかも」と感心しきり。

次は「さかなかるた」読み札には魚の名前とヒントが記載。しかし、取り札は魚の皮のみの写真。早速、さかなかるたに挑戦。

「圧倒的に不利」と言いながらも勝負する中丸。

一枚目、ユニークな曲線模様がある。ここで藤村さんが動く。取った札は「サバ」。これに中丸が「他にも曲線模様の魚はある」と意見すると、藤村さんは「模様かどうなのかと言う所。ちなみにこれ(札)ノルウェー産のサバ。日本のサバの模様は、これ(ノルウェー)の様にまっすくな線模様ではなく、唐草模様なんです」と解説。

藤村さんが見事正解。専門的知識に圧倒された中丸だった。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: The Library of Congress on VisualHunt.com