インターネット上で不気味な噂が駆け巡っている。それは6月21日に日本に地震、もしくは大災害が起きるという。これはブラジルの夢で未来を見る預言者ジュセリーノが指摘しているものだ。
この噂に怯える人は多い。確かに千葉県沖合いでスロースリップが起こったり、銚子の君ケ浜にクジラとおぼしき生物の肉塊が打ち上げられたり、と不気味な兆候はある。
しかし、ジュセリーノの予言はかなりあやふやなものが多い。
予言が外れると、「日付は合っていても年がズレた」「場所がズレた」と言い訳を繰り返してきている。前々から言っているように、ジュセリーノはあくまでエンターテイメントをビジネスにしているタレントさんである。
そもそも現在の日本において地震が近々起こる事は小学生でも予測できる。あやふやな予言に振り回されないで、リアルな科学予測に基づいた近い将来に必ずくる地震に警戒すべきである。
まずは自宅、職場において家族や社員と避難ルートの確認を行うべきだ。また、どの情報インフラを使って連絡を取るか、離れ離れになった際の待ち合わせ場所の確認などを早く行うべきである。
そして、水と食料を最低一週間分、出来れば一ヵ月分を用意してもらいたい。
予言に右往左往する前に、大人として災害や地震に備える準備をするべきてある。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『ジュセリーノ未来予知ノート』